教育目的を考えよう(シリーズ2回目):
人類の文明と教育目的そもそも人はなぜ学ぶのか?)
について
教育目的を考えよう(シリーズ3回目(最終)):
時代で変わらない教育目的
(いつの時代にも変わらない普遍的な人間にとっての学びの目的とは?)について
私たちの時代と教育1
多様化・スピードアップ社会
(必要な学びを考えるには、社会背景の考察が不可欠!)について
私たちの時代と教育2
グローバル化・複雑化する社会
(今日の社会の特徴)について
私たちの時代と教育3(シリーズ最終回)
高度情報化により何が変わるのか・格差の拡大による懸念について
授業デザイン基礎1
教育目的と実施形態
(教育の目的にあわせて学校や学びの意味が大きく変わりつつあること)について
授業デザイン基礎2
教育と学びの違い(授業を「教育」とみるか「学び」とみるか)について
授業デザイン基礎3
マルチプルインテリジェンス(教育現場で、生徒たちのさまざまな能力を意識していますか?)について
授業デザイン基礎4
マルチプルインテリジェンスと評価
(足りないところの指摘の前に、すでにできている・伸びる素質も発見すること)について
授業デザイン基礎5
生徒に身に着けさせたい能力単なるコンテンツの学びだけでなく学び方の学びや
生徒に身につけさせたい能力を意識することについて
授業デザイン基礎6
授業をデザインするとは
(建築物のデザインのように、授業も目的に合わせた設計が必要ということ)について
授業デザイン基礎7
授業デザインの実例(千葉県立東葛飾高校の情報授業)について
授業デザイン基礎8
一斉型授業とは(一斉授業のメリットとデメリット)について
授業デザイン基礎9
非一斉型授業とは(非一斉型のメリットとデメリットについて
授業デザイン基礎10
対話型授業とは(対話型授業のメリットと課題)について
ハーバード大学マイケル・サンデル教授の対話型授業
に必要な要素について
家で動画による講義を受け、知識を習得し、教室では学んだことをもとに討論したり、
発展的な課題や演習に取り組む「反転授業」とはなにかについて
海外・国内の反転授業の実例と効果例について
授業デザインに関連して議論されていること(講義が先か?演習が先か?)について
MOOCが現れた背景およびメリットと課題、今後について
アクティブ・ラーニングの背景およびメリットや課題について
アクティブラーニング導入のポイント
①問題発見や解決の要素
②学習者のアウトプットの要素
③対話、双方向の学びの要素
④「学び方の学び」の要素
⑤振り返り(リフレクション)の要素
アクティブラーニングの実例および詳細について
PBLの背景や実施の流れおよびメリットや課題について
京都市立堀川高校と立教大学経営学部経営学科のPBL事例の共通点について
eラーニング+対面授業のブレンド型授業の実際と、インストラクショナルデザインによる、
よりよい学習の環境を総合的なデザインについて
授業でICT活用することの具体的なメリットと課題について
3つの高校実践から授業とICT活用のこれからの方向性について
アンプラグド(プラグレス)=電子機器を使わないこと
あえて、電子機器を使わないことについて
①教育の目的や目標を常に意識
②社会背景や時代の必要性などを考慮
③学習コンテンツ(教材)の理解
④授業の手法{アクティブラーニング、反転授業、PBL、ICT活用など}の理解
⑤生徒のマルチプルインテリジェンスを理解「どの生徒にはどういうアプローチが有効か」
⑥現場環境の把握と改善(教材教具施設設備、予算や地域・社会人の人材、クラス規模、生徒学力など)
⑦計画立案力、計画実行力、振り返り力の向上を考慮したよりよい授業デザインについて
これからの教員に新たに必要なつの能力・姿勢
①コミュニケーション
②ファシリテーション
③コーチング
④リフレクション
2 承認
信頼ベースの関係をつくるための傾聴的態度について
意識的に聴けばこんな良いことがある信頼ベースが深まる
6つの傾聴セルフチェックについて
具体的な9つの傾聴の在り方について
メンタルモデルの強化と3つのメンタルモデルの注意点について
3つのインストラクションの必要性について
①行動や学びの目的について子供に問いを投げる(その意味を考えさせる)
②子供がドキドキ、ワクワクするチャレンジを入れる
③ユーモアや笑いなども大切に
④何をすればよいか、子供たちの声を聴いたり意見をききながら微調整や修正をしていく
⑤終わった後は振り返り、より優れたインストラクションにつなげていく。
というインストラクションのコツと、具体的な注意点について
小中高大におけるインストラクションの実例について
質問=問いは学びを促進することについて
簡単な問いを仕掛けていくための4つのやり方について
アクティブラーニング時や生徒指導時の良質な問いかけについて
アセスメント(評価)の方法と4つの段階について
目的。用途に合わせたフォーメーション〈隊形)を変えてみることについて
フォーメーションの特徴と長所を知り、シチュエーションによって使い分け、効果を狙うことについて
ファシリテーターが行う可視化の実例と、その目的について
ファシリテーターが行う可聴化の実例とその目的について
ハーベスト(ワークショップや各種活動の成果を参加者やファシリテーターが
顕在化・共有化すること)について
教師やコーチが行う能動的アプローチの具体的な注意点について
個々の学習スタイルに合わせたアドバイス3つの方法について
3つの仮説と教師がやるべきことについて
褒めることと承認することの具体的な違いと
褒め言葉や賞賛の注意点について
明日から使える学校における具体的な存在承認例について
承認を伝える3つのポイントと効果的に伝えるコツについて
体系化して整理し内省して改善することでより良い教育活動になっていくことについて
教員のための会議ファシリテーション” 教育現場でも様々な会議があり、また生徒に話し合いを行わせる機会も多いいままで行ってきた会議をふりかえる会議をもっと生産性が高い良質のものにする会議におけるファシリテーションのノウハウを学ぶことについて
6つの具体的なこんな会議はNGについて
6つの具体的なこんな会議メンバーはNGについて
8つの具体的なこんな会議進行はNGについて
5つの具体的なこんな会議の終了後はNGについて
間違いなく良い会議になる具体的な会議(会議準備・会議進行・会議後)について
ボードミーティング
・黒板
・ホワイトボード(白板)
・電子黒板
・プロジェクター投影 など
ボードを介在させた会議手法について
ボードミーティングの実際と具体的な手順・注意点について
ボードミーティングの実際
これから会議をはじめることを宣言する
アジェンダの確認や役割分担、グランドルールの確認
会議メンバーの場のあたため
議論の発散
のために具体的に行うことについて
議論の収束
まとめ(暫定のまとめを含む)をする
会議が終了したことを宣言する
(会議プロセスの振り返り)
一般的な会議における会議参加者の3つの心得について
ファシリテーターの心得(マインドセット)
・ファシリテーターの役割を自覚
・ミーティング参加者の尊重
・場の信頼
・臨機応変さ 自在な組み立て
・個別と全体のメタ認知
・アジェンダや参加者への関心、熱意
ホワイトボードを使った授業への応用
・生徒がチャレンジ・ミニ授業
・学びあいや振り返り
・実験や実習
・個人単位の問題演習
プロジェクターを使ったボードミーティングの
4つの具体的なメリットと
4つの具体的な課題について
"電子黒板を使ったボードミーティングの
3つの具体的な課題について"
"ミーティング設計の要素・ミーティング目的 決めることは何か
(ビジョンやコンセプトなのか実行プランか?)
・アジェンダづくり(主催者と協議)
・参加者の選択(属性、キャラクター) 人数
・会議時間や結論を出すリミット(時期)
・会議方法 会議手法
・会議場所
・事務的なこと(参加者招集、会議に必要な課題提示、資料準備)
"
"教育現場で起きている、あるいは社会で起きている問題・現象・事案に対処するために、全体を観て判断・行動できるようにすること
そのために全体から観るためのツールを学ぶことについて"
"ものごとをシステムとして捉えることについて
システムとは(2つ以上の要素が、つながって相互に作用(関連)しあい
全体として目的やルールを有する集合体のこと)"
"全体性から考えるシステム思考がなぜ必要か
・多様な価値観を持った人から構成される社会である。
(ある人の利益がある人の害をおよぼす。しかもグローバルに。)
・先行きが不透明(今のままがいつまで続くかわからない)
・全体性(空間の広がり、物事の深堀、時間軸の延長)
で考える習慣が育っていないことについて"
"なぜ、ものごとを全体から観るために時系列パターンを知ることが重要か
・システムはダイナミックに動くものが多い
(一見動かないものも長時間で変化している。たとえば道路や橋も長時間では傷んでいる)
・原因と結果の複雑な因果関係を知る上で、何が何に、どう影響を及ぼすかを
観察することでシステムを知ることになることについて"
"ものごとの構造から観るための氷山モデルを考える意味
ものごとの表層だけ追っているだけでは真の問題解決にはならない。(症状だけ改善しても体質が変わらないとまた病気になる)
メンタルモデルは、習慣化した思い込みで体に染みついているため、本人は気づかないことが多い。(個人~地球レベルで)
構造やメンタルモデルがわかると、そこへのアプローチが抜本的解決へ導くことが多い
ことについて"
"ものごとを全体から観るためにシステムを図にする・システムは、図で表現することができる
ループ図とも呼ばれます。
・原因と結果の間には正の相関、負の相関などの関係性がある。
・システムには、自己強化型とバランス型がある。
"システム図の具体的な描き方
準備する
ホワイトボード+付箋の組み合わせが
最もシンプルで修正も容易。
各要素や矢印を動かしやすい。
1.テーマを決める
2.要素を書き出す
3.要素の関連性をみる
4.因果関係を矢印で引く
5.相関関係やループの型を記入する
"システム図の変形や応用
・システム図(ループ図)は、
基本、要素については名詞または体言止めで記入する
・しかし、システムを考える場合には、つぶやきや本音のセリフを使ったり、
名詞と動詞を混同して記入するなどがやりやすい場合は採用しても構わない
(図はあくまでツール)
・循環思考など似ている別の描き方もある。
"システム図から、状況をよくするレバレッジポイントを発見する
小さな力を加えると大きな変化がおきる点(ポイント)について"
"社会問題をシステム図にして俯瞰し、応用する
複雑な社会問題も、システム図で単純化できる。
システム図にすることで、何がおきているかを関係者で共有することができる。
システム図にすることで解決の糸口の対話がはじまる
システム思考者の13の習慣(このパートでは前半の7つ)について
システム思考者の13の習慣(このパートでは後半の6つ)について
"全体性から考えるツールとしての“親和図法“
(言葉の意味合いの親和性によってグループ化・図式化していくことで、
問題の所在や本質を明らかにするための情報整理方法の一つ)
親和図法とは何か
親和図法が役立つ場面
について"
"全体性から考えるツールとしての“マインドマップ“
特徴や使用例・ルールについて"
"ものごとをさまざまな視点から観る
鳥の眼・・・全体を俯瞰
虫の眼・・・細部を細かく
魚の眼・・・時間変化に敏感に
"エンパシー(共感)教育とは
・共感から始めるコミュニケーション
(他者の価値観、多様性を受けとめる。同時に、自分も共感をもって迎えてもらう)
・NVC(Non-Violent Communication)
非暴力コミュニケーション人を思いやるコミュニケーション
NVCの核心 4つのプロセス
1 観察(observation)
2 感情(feeling)
3 必要としていること(needs)
4 要求(request)
「人を分類し裁くことが暴力につながる」
・道徳観の押しつけは、人を思いやるコミュニケーションの障害になる。
・自分が何に価値を感じているのかを率直に相手に伝える。ことについて
成長のため自分の立ち位置を知ることと「自己顕示欲の満足を目的にした比較(比較行為自体の目的化)」は違い、
冷たいコミュニケーションをつくっていってしまう具体的な事例について
思いやる気持ちを妨げるコミュニケーション
どういったコミュニケーションが、思いやる気持ちを妨げてしまうのか
人は何かの考え、感情、行動などを他人やあたかもそれしか選択肢のないかのように
理由づけし、責任を回避しがちな傾向がある。
それは心からの訴えから遠ざかるコミュニケーションを生み、
ときに危険な状態をつくりだすことについて